Q&A

Q1.大地震が来たら、家のどこに逃げたらいいですか?

Q1.大地震が来たら、家のどこに逃げたらいいですか?

A1.大地震時には、立っていることが出来ません。机の下などに隠れること精一杯で、逃げることが不可能です。

地震速報などで事前にわかる場合は、広い空地などに行かれるとお勧めします。また、倒壊した建物の殆どが1階が潰れるようになりますので、2階を寝室にし家具を固定することをお勧めします。阪神淡路大震災にて神戸市では、地震が起こった午前546分から午前6時までの間に亡くなられた方が全体の92%という監察医の報告があります。
地震が起きた直後の約15分以内に息絶えたのではないかと推定されています。この数字からわかることは、地震が起こった時に、地震に耐えられない住宅や地震に対して構造的に弱い住宅から逃げ出すのはほとんど不可能だということです。
これが阪神・淡路大震災の教訓です。また、よく言われる「地震が起こると火災が怖い」というのは、旧東京市街地の43%が消失した関東大震災の教訓や記憶が受け継がれてきたもの。

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